ケース5、構造の手抜き工事
 

構造は雨水の浸入と並んで品確法において10年の保証が義務付けられています。
しかし悪徳業者らは未だに手抜き工事を行い、ばれたら開き直る、の繰り返しをしているのです。

基礎にフーチングがない。またその下の地盤に空洞が出来ている。 沈下応力を受けたことによる亀裂(断裂)の発生。
耐力壁の土台が給水管により欠損している。 アンカーボルトのある位置には基礎パッキンを入れなければならない。従ってアンカーボルトがこのように見えてはいけないのだ。
アンカーボルトが柱の真下に来ることはあってはならない。また柱の直下には基礎パッキンが無ければならない。 意味不明の施工だ。アンカーボルトが効いていない。
アンカーボルトがナットで止められておらず、ハンマーで無理やり曲げられている。 鉄筋かぶりが足りない。基礎は4cm以上必要だが、写真は3cmしかない。
鉄骨の仕口にダイヤフラムが見当たらない。また調査の結果内部にもない。裁判には勝ったが裁判所選任の調停員がこれに気付かず数年経ってから弊社で鑑定した案件だった。 筋交いも金物もあるようだが、よく見ると柱と梁にビス止めがなされていない。巧妙な手抜き工事だ。
筋交いは必ず柱と梁に四周囲まれた範囲に設置しなければならない。写真は梁が無いところに筋交いを入れている。 羽子板ボルトが邪魔で、筋交い金物が効いていない。計画的に施工してもらいたいものだ。
筋交いは柱と梁に同時に接触しなければならないもの。梁だけにしか接していないのはダメだ。 羽子板ボルトのつけ忘れ。穴だけ空いていることから、取り付けられるべき位置であったことが分かる。

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