新築検査
安全で快適な家を建てるために法律プラスアルファでしっかりサポート。
契約書類監査から現場検査まで、一貫してお任せください。
家は一生で一番大きな買い物。 大切な財産である家を欠陥住宅にさせないために
国の制度基準+独自の審査項目で厳しくチェックします。
新築検査の流れ
契約書監査契約約款作成・発行、是正指導
契約はお互いの権利と義務を明確にするものです。 |
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設計図書審査必要書類の確認・是正指導
設計図面は建物を作るうえで必要不可欠なツールです。 |
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現場検査基礎、躯体、断熱、防水工事等、
隠れてしまう箇所に関する検査・是正指導 検査とは、指摘するだけのものではありません。 |
日本建築検査研究所の新築検査への考え
弊社の行う新築検査は、欠陥住宅にしないために行うものですが、まず欠陥住宅なるものの定義を説明します。
最近テレビ各社において取り上げられている「欠陥住宅」は決して特別なものではありません。「壁の中や床の下」には貴方の知らない世界が広がっているのです。大げさな表現かも知れませんが、私が依頼を受けて検査をした家のほとんどは何らかの欠陥が存在していたのは事実です。また最近では被害者が自らを被害者と思っていない「現象無き欠陥住宅」も多くなってきています。
さてそもそも欠陥住宅とは何でしょう? 弊社としては「瑕疵の存在により、安全性や経済的交換価値が損なわれた住宅」と定義付けております。では瑕疵とは何でしょう? 民法においては「隠れたキズ」と曖昧に表現されており、司法判断において認定されるものということでしたが、平成12年に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」において「目的物が契約に定められた内容や社会通念上必要とされる性能を欠いていること」と定義づけられました。よって欠陥住宅とは「目的物が契約に定められた内容や社会通念上必要とされる性能を欠いている、安全性や経済的交換価値が損なわれた住宅」ということになります。
しかし「契約に定められた内容」となりますとかなり広い意味があり、主観的で且つマニアックな部分も含まれてきます。また「社会通念上必要とされる性能」と一言にいっても建設業界と一般の人の間における社会通念のズレもあることから、簡単に線引きができずに紛争になることも少なくありません。
したがって弊社としては上記の欠陥住宅の定義に加えて、「スケルトンに対するもの」ということを限定して欠陥住宅と扱うことで、対応しております。弊社として新築検査プログラムの中には、更に「契約監査」「設計図書審査」というものがあります。
契約行為は極めて重要なものであると考えられます。通常は契約約款など目を通す人はそれほど居ません。また目を通したとしても内容を理解するまでに及ばず、建設業者のキャンペーン割引だとか、決算割引だとか訳の分らないことで購買意識をそそるような条件提示の下で、結果として調印してしまうことが多く散見されます。従って弊社としては、契約調印前から、新築検査プログラムを遂行していくことをお勧めしています。