大手ハウスメーカー問題
大手5社、(積水ハウス、大和ハウス、へーベルハウス、トヨタホーム、パナホーム)は私たちが見る限り、知る限りにおいては、すべてシステム上の欠陥を有していると言わざるを得ません。それがテレビのCM時間枠を支配して、さも優良で、品質性能共に勝れているというイメージ戦略を打っていることは極めて滑稽と言う他ありません。
またその社員達が、自社製品が非常に優れているというマヤカシを信じて疑わない、実にサラリーマンの鏡のような状況を見るにつけ更なる滑稽さを感じずにはいられません。これらの大手5社の家ほど、検査において欠陥が指摘された時のやり直し工事の規模が大きくなるものはありません。にもかかわらず、このような事実はあまり表面化していませんし、本質的な事実が消費者に届くこともありません。
私たちはこの大手ハウスメーカーそれぞれの問題点を徹底的に研究して参りました。大手だからそんなことは無いだろう。大手だからきちんと造っているだろう。大手だから誠実に対応するだろう。これらの考えはすべて間違いです。その間違いを、自ら身銭を払って失敗体験する前に、私たちに救いを求めてください。
マンション問題
三菱地所、住友不動産、三井不動産と聞けば財閥企業で、しっかりした商品としてのマンションを売ると考えがちですが、実は大いに問題があります。新聞紙面や写真週刊誌、またテレビなどでも取り上げられているように、確かに欠陥マンションは存在しています。またその対応においても、バカなゼネコン担当者に言い訳をさせて見たり、バカな弁護士を連れてきて逆切れさせてみたりと、私たちが検査で確認した核心となる事実に触れようとせずに時間を稼ぐといった行動が目立ちます。中にはきちんとしたゼネコンが自らの責任で、修補を行うと言ったところもありますが、多くの場合カスタマー担当者は、ゼネコンに振り回されているようです。
マンションは複数の人たちが居有している共同住宅だからこそ、意見の調整が難しいところではありますが、欠陥を証明するのは、引渡しを受けてからなるべく早い方がいいでしょう。経年劣化と施工瑕疵は全く異なるものです。大規模修繕を行うに際しても、瑕疵検査をすることで、この経年劣化と施工瑕疵を明確に分類していけば、大規模修繕相当の補修工事を無料で行わせることも出来るのです。
ホームインスペクター問題
最近では、ホームインスペクターによる建物診断というキーワードが、定着してきたように思えます。しかしそこには第三者機関というキーワードはあまり使われていません。何故ならば、ホームインスペクターと称する輩達は、消費者に良いものを手に入れてもらうということを着地点とは考えていないのです。彼らは不動産業界の一部として、インスペクションという、聞こえの良い手段を利用しているに過ぎないのです。彼らの最終目的は、仲介手数料を如何にしてせしめるかということであり、建物の性能や技術面を追及することなど全く考えていないのです。代表者が建築士ではないということを見ればその目論みは明らかでしょう。
ホームインスペクターに見てもらって、OKをもらった建物であっても、弊社が検査して建直しになったという建物が実に4棟も実在しているのです。つまりホームインスペクターは、もともと建物の欠陥問題に対して、真面目に直面していないということが分かります。彼らのビジネスモデルは、そもそも不動産の流通に関わり、欠陥などの問題を指摘せず、契約をスムーズに成立させることにあるのです。よって彼らは消費者の権利や利益を守るのではなく、極めて中途半端な役割の輩達なのです。